日没の前に ご飯を食べる
水を少しだけ使って、スパゲティをゆでて、トマトソースをかけて食べた。にんにくを生でかじる。
スパゲティは少し残しておいたし、残ったソースを瓶に再び戻した。
慎重に一口ずつ水を口に含んだまま、もう少し頑張って進んでみる
30分ほど進んでみた
2人ともフラフラで その場にテントを張って寝ることにした
この夜、僕らは「水を飲みまくる」同じような夢を見ました。
体が熱くて、めまいも感じ、何度も夜に目が覚めました。
朝7時に起きました
体は熱いし、めまいも感じるけど、進める体力と気力はあることを確認しあい
この場にいても状況は良くならないので
僕らは進みました
このGPSがあっていれば、道にさえ出られれば
ゴラフェという街に 着けるはず
昨日の夕方から現在地が変わっていないように感じるのは
それほど僕らの歩く速度が遅いからなのか
GPSが止まっているのか
もう僕らは進めるだけ進むしかありませんでした
出発してから一時間ほど
これ以上自転車では進めなくなりました
谷底が岩と草木で塞がれ、もうどうにも進めません。
本当にゴラフェという村にたどり着けるか分からない不安と、体力の消耗、そして水が残り2口ずつ…
僕らは、「自転車を捨てる」ことを決断しました
ユーマ
僕
2ヶ月間、4,000㎞以上を走ってきた自転車
自業自得ではありますが、こんなつまらないことで捨てなきゃいけないなんて
この自転車に対して、申し訳ない気持ちと感謝の心がいっぱいで、2人して半泣きです
「自転車でグラナダまで行く」ということを諦めました。
「まずは、ちゃんと生きてゴラフェに辿り着こう…」
「…でももし、もしも助かって元気なら、取り戻しに帰ってこよう」と
ユーマは自転車のサイドバッグに自分の連絡先を書き込み、僕はフレームにメッセージを込めました。
自転車とともに、殆どの荷物も谷底に捨ててきました。
僕はパスポート、財布、カメラ、わずかな食糧だけを持って、谷底から這い上がり、頂上を目指します。
ユーマもバックパックの荷物を泣く泣く捨てながら、荷物を軽くしながら、頑張って上ります
拝みながら 少しずつ捨てていく
1時間ほど上り、頂上へ
ここで、確認できたことがひとつ
道を発見しました
西の方角、尾根伝いに砂利道があります。
方角、距離的に、あれがゴラフェへ向かう、目指していた道でしょう
GPSは合っていたようです
さらに丘陵地帯を越え 道にたどり着きました
車の轍、つまり人の気配に 2人して大感動
5分後 奇跡的に通りかかったジープを
全力ヒッチハイク (2人で道を塞いだ)
ジープの荷台で 僕らは助かった!と実感しました
ジープに揺られ 麓の村で降ろしてもらう
そう! あれがゴラフェ!!!
遭難して20時間
助けてくれてありがとう!ジープのおっちゃん!!!























































