朝飯 コーヒーとボカディージョ
昼飯 コーラとハンバーガー
午後 まずは20㎞ ひたすら下り
午前中のアップダウンで標高1,200mまで上がっていたので
午後は下り基調の道を進みます
乾いた空気に、いつもの暑さ、ただ久しぶりの追い風に2人とも笑顔
終盤を迎えたこの自転車旅を僕らは噛みしめながら、自転車は勝手に進みます
クロアチアで見たプリトヴィッツェよりもキレイな湖が!
ネグラティン貯水湖というそうです
エメラルドグリーンの湖に 上機嫌
「僕たちのゴールを祝福してくれる」ぐらいに思っていた
ちなみに、罰金の恐怖がつきまとう、自動車専用道路はもう通らないので、
グーグルマップで表示された、唯一の道を進むほかありません。
だいぶ遠回りだったので、ほかのルートは無いものかと調査しましたが
道を聞いたって、地元の人だって、誰一人知らなかったんですから
「自動車専用道路通れよ!」っていうぐらいですから
グーグルマップが表示している、この道を選ぶほかありません。
ということで僕らは、グーグルマップの示す通り、この湖から西へ
ゴラフェという丘陵地帯へ進みます
いきなり砂利道
そして分かれ道
この砂利道が、あと30~40㎞続くとすれば…3~4時間走ればってトコか
…まぁ夕方には着くね
という2人の計画です
直後、砂利道の向こうから1台の車が走ってきて、すれ違い様に、激しいスペイン語を並べ立てます。
大まかには「ノー」といっているようでした。
確かに「ノー」的な看板 そしてゲート
しかしこのゲート 開いていたので、進みます
グーグルマップが この道って言ってるからね
今度はしっかり閉まっているゲート
しかし端から回り込んで、進みます
グーグルマップが この道って言ってるからね
急に細くなる道 四方八方を山に囲まれている
しかし、唯一の道だから、疑いもせず進みます
グーグルマップが この道って言ってるからね
ウマ!!!!!!!
一歩も引かない馬とのにらみ合い
この辺りから 車の轍は無くなっていきます
川をも渡る グーグルマップの指示
蜂?虻?蚊にたくさん体を刺されて
ツラい状況ですが 進みます
というか、2人とも一刻も早く、この訳のわからない砂利道を抜け出したいから
弱音を言わず、グーグルマップを信じて進みました
よく考えたら、川を橋も使わず渡るなんておかしいですよね。そんなことするのは掟ポルシェぐらいのものです
「ちょっとこの道おかしくない?引き返す?」
もし、シゲちゃんかタカシがいたなら、道選びに妥協のない2人はこのセリフを口にしていたと思います
しかし、僕とユーマ、そんなことは口には出しません
・早くココを抜け出したい
・引き返すのが面倒くさいし、引き返したところで他に選ぶ道を知らない
・あと2日でゴールだから、まぁ何とかなるだろう
・グーグルマップは(おそらく)合っているだろう
この様ないろんな考えが混ざり合い、少しおかしいなと思いながらも
お互いまだ元気な2人は先へと進みます
山の間 丘陵地帯の谷底を進みます
自転車が漕げないところが出てきました
頭蓋骨
車の轍は とっくにありません
地面は砂利ですらなくなり けもの道になりました
30㎏近い重さの自転車を押して歩くほかない
歩くより遅いスピードで
夕方を迎えます
本当なら、目的地に到着している頃でしたが
ここはゴラフェの丘陵地帯の谷底
「…水どれぐらい残ってる」
「食べるものは、まだある?」
2人で確認し合います
道は、おそらく違う
表示されているGPSは、合っているのかな?
GPSが合っているとしても、県外で地図は表示されないし、電話も出来ない
水は2人合わせて、残り500mlほど
ちなみに、2人はものすごく喉が渇いていて、腹が減っています
この谷底、本当にこのまま進むべきなのかな…
僕たちは夕方から、最悪のケースを想定し始めました
「自転車は捨てなきゃいけないかもね」、お互い意思確認をした頃、日没が迫ります。


















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