2012年11月19日月曜日

ボリビア①


くーるーりーでぇ~ん~ぱぁ~♪







南米の長時間バス移動で身に着けた技ですが、日本のラジオ番組を録音して聴くのがお気に入りです。
ただ音楽を聴くよりも、なんか良いですね。MCが喋ってますから

というのも、アルゼンチン、チリと日本人に会わなかったので、日本語で話したい、日本語を聞きたい病に発症していたようです。








僕のお気に入りのラジオ番組は「くるり電波」


NHK‐FM、毎月最終火曜、1時間、絶賛放送中でございます。MCは御存知シゲルキシダさん。







御存知









ラジオを聴いていて知りましたが、くるりは新曲を出していたんですね



いい歌ですね。





そんな風に時間を潰し、ボリビアへ









首都 ラパスに到着









ラパスには日本食屋「けんちゃん」という美味しいお店があります。お昼、ホテルにチェックインして早速食べに行きました。

めっちゃウマいです。ウマいのですが……頭が痛い。



ここラパスの標高は、3,600mなので、到着初日は高山病に苦しみました。





まぁでも、スゴい苦しい顔をしながらも、夜もけんちゃんに食べに行ったわけです。頭痛であれ何であれ、日本食の為なら何でもします。


宿で出会った日本人の旅人とご飯を食べに行ったのも、久しぶりで楽しかったです。
















ラパス名物 おばちゃんプロレス










翌日、ラパスの町中からさらに標高を上げて、郊外のプロレス会場にやって来ました


高山病は大分治まりましたが、少し歩くだけで息が切れます。


そんな中で、インディヘナのおばちゃんがプロレスを繰り広げていました。
4試合ぐらいありましたが、展開はどれも悪役と審判がグルでブーイングを受け、最終的にはヒーローが勝つというものでした。


シバくわ投げるわ叩くわ飛ぶわ、富士山の山頂ぐらいの標高で暴れまわるおばちゃん。


最後の試合、出てきた覆面悪役は、最初の試合で審判をしていた男。まさかの1人2役、あまりの茶番ぶりに笑ってしまいました。









翌朝、日本から友達がやってきました。



姉さん




大学の時からの付き合いで、ずっと姉さんと呼ばれています。仕事を辞めて、次の会社へ出勤するまでの10日間、南米にやって来ました。一緒にボリビアからペルーへと移動していきます。



彼女はフライトでラパスへ降り立ったので、僕よりも高山病に苦しんでいました。




しかし、時間がない僕らは、その日の夜行バスで世界最大の塩湖がある町「ウユニ」へ向けて移動します。

2012年11月13日火曜日

チリ④

どこまでも、こんな感じで







バスに揺られ、今後の旅のルートを組み立ててみました。良い案浮かびましたが、やはり最後の詰めにはネットで調べて、旅のルートを仕上げたいと思います。









変わらない景色が30時間。まだまだ首都サンティアゴへは着きません。


バスを乗り換え、あと13時間ほどで到着します。







計40時間以上のバス移動。





そういえば大学のころからハマっている「水曜どうでしょう」のサイコロシリーズで日本最強のキングオブ深夜バス「はかた号」という東京→博多間を運行するバスが登場しますが、こちらが確か14時間。僕ははかた号の、実に3倍の時間、バスに揺られているわけですね。








時間に追われず、ゆーーっくりと過ごしているからこそ、耐えられる、いや面白いと思えるこの40時間バス移動。まぁ金が無いから飛行機使えないんですけど




日本にいたころは、東京→清水間のバス「清水ライナー号」で過ごす3時間が退屈でした。新幹線で1時間やのになぁ、2時間損してるなぁと考えていたのは、やはり時間に追われていた暮らしをしていたということですね。まぁこの頃も金が無いから新幹線使えなかったんですけど







現在のゆるみきった僕の頭では、そんな日本での時間に追われる暮らしに戻った自分のイメージが掴めません。やはり数時間がもったいないと感じる、昔の感覚に戻るのでしょうか。それとも今のゆるみきった感覚が続くのでしょうか。どちらが幸せなのでしょうか。どちらもそれぞれの環境で幸せを求めている結果抱く感覚なのだから、どちらでもいいんですよね自分の好きな方を選べば。
で、自分の好きな方ってどっちなのでしょうか?





車内上映の映画では、スペイン語訳にされたジムキャリーが、余計ひょうきんにうるさく仕上がっていました。チリ人爆笑。その光景で笑えなくもないですが、やはり自分のこと、を考える時間が多かったです。サンティアゴに到着したら、旅の計画を煮詰め、帰国のフライトチケットを取ります。








この旅も残り2ヶ月ほどとなりました。一日一日をしっかり最後まで安全に楽しむかな!と思っている今日この頃。







で、サンティアゴに到着
宿のベッドでピンピンに伸びて寝た






パタゴニアで出会った ジュン、ジュディと再会





海鮮スープを食べに行った
うまい





コリアンフードの買い出しについて行った






コリアンレストランでキムチ鍋を食った
めっちゃうまい







小皿とご飯はお代わり自由なので、動けなくなるまで食べました。









なんとなく教会に入ってみたり






なんとなく市場に行ってみたり






街をぶらついたり







気合の入らない観光です。旅の計画を煮詰めるのに、なんだかそわそわしてしまいました。
















ちなみに、これまで考えていた元々の旅の計画は下記の通りです


・ボリビア(ウユニ塩湖があります)
 ↓
・ペルー(マチュピチュがあります)
 ↓
・メキシコ(きれいな海でダイビングができます)
 ↓
・キューバ(なんかかっこいいイメージがあります)
 ↓
・ジャマイカ(なんかかっこいいイメージがあります)
 ↓
・アメリカ(年越しはNY、そうしようと思っています)
 ↓
日本へ帰国といった感じ








この計画に、さらにアメリカはロッキー山脈・ビーバークリークでスキーをしていたら、もう35万円じゃ足りませんねそりゃ。


さらに言うと、メキシコ、キューバ、ジャマイカと移動している場合でもない。自分で笑っちゃいました。


















で、ここからは結構迷ったのですが、新たな旅の計画を練り上げました。

いろいろ考えることはありますが、簡潔にいうと要点は2つです。














その1
まず、金が無いということで、移動費を抑え、物価の安い国に長く滞在する必要があります。













その2
かといって、日々ダラダラするような生活は送りたくありません。
ビーバークリークでスキーをすることを諦めたからには、この情熱を何かほかのことにぶつけたいのです。
何となくの遺跡観光なんかじゃ、スキーをすることへ向かった気持ちは静まりません。
何かスキーの代わりに、アツく没頭できることをしたい!






















で、僕が考えた
両方の要点を踏まえたプランがこれ































エクアドルで、サーフィン生活します














エクアドルというのは、南米一物価が安いと言われた国。その田舎町「カノア」というところで、宿に泊まって、ちゃんとご飯食って、一日1,000円以下で生活できるという情報を入手しました。

さらにこの町には、サーフィンをするために住み着いた日本人の方がいるそうです。一日300円ほどと、格安でサーフボードのレンタルもされているそうです。












僕はサーフィンをしたことがありません。大学の授業でウインドサーフィンをやっていたくせに、サーフィンはしたことがありません。

サーフィンて何となくかっこいいですよね

映画、映像、雑誌などで多く目にして、何となくかっこいいしやってみたいなぁと思いながらも、チャレンジしてこなかった事のひとつです。

















スキーに向かったベクトルを、全てサーフィンに挑戦することに向けようと決めました。

上手くなるか、何を感じるかは分かりませんが、

上手くなって、ヤーバイブス(ヤバいバイブス)を手に入れるつもりでやります。挑戦です。



















こんな流れで、新たなプランが出来ました。


・ボリビア
 ↓
・ぺルー
 ↓
・エクアドル(年末までサーフィン生活します)
 ↓
・アメリカ(年越しは、やっぱりNYで)
 ↓
・韓国(フライトが安かったので、立ち寄って遊びます)
 ↓
で、日本帰国








これなら、お金の問題も無くなり、楽しい旅も続けられる!












そして、早いほうが安いセオリーなので、フライトチケットも取っちゃいました!










「日本帰国」が、一気に現実味を帯びました。














もう迷わず、残り2ヶ月の旅を楽しみます!













そして、細長いチリを細長く移動してきた生活もようやく終わり





いよいよ次なる国、ボリビアに向けて移動開始です。










2012年11月5日月曜日

チリ③




ッキャワィィィイイイイいイイ一==三☆




野生のペンギン見学ツアーに行ってきたー!!















チリ南端に生息するペンギン、なかなか可愛かったです















そして翌日、カフェでの一日。

パイネ国立公園から戻ってきた私の定位置がココ






アウトドアショップ兼カフェにでぇーんと居座ります。

チリ観光のアクティビティについて本を読んでいました。


















やっぱり僕的には、真ん中のスキーに目が行ってしまいます。






チリ・アンデス山脈のスキー場へは、次に向かう首都サンティアゴからツアーでイケる様です。














そろそろ僕は、我慢の限界を迎えています。何を我慢しているかというと、上記の通り「スキーがしたい」。




大学1年から、毎年10月末には滑り始めていた私。

フェイスブックで飛び込んでくる情報は、あなたたちが「初すべり終わりました~☆」とか「新しい板買ってしまった!」とか、イエティがオープンしたとか、私を羨ましがらせるものが多くなってきました。あと、ラーメンの写真も我慢ならない今日この頃


















カフェに籠り、ネットを駆使し、この旅でブチかますスキー計画を練り上げました。



先ずは下記写真をご参照ください。





ヤツらが、アメリカで滑るらしい!








これは何かといいますと、FISアルペンスキー・ワールドカップの予定表になります。


アルペンスキーは、世界で一番速いスキーヤーを決める、僕の大好きな紳士スポーツです。







青線で示したスキー場は、ビーバークリークというアメリカのスキー場です。

シーズン中、殆どがヨーロッパのスキー場を舞台に開催されるレースの中

この12月初旬の数日間だけは、カナダ・アメリカを舞台とした北米シリーズが行われ、ワールドカップ選手がごそっと北米へやって来ます







ということは、GS(ジャイアントスラローム)とSG(スーパージャイアントスラローム)の選手、アイツやアイツ、ヤツらがアメリカ・ビーバークリークに大集合しているということ!!!












ということで

12月初旬、ビーバークリークでアルペンスキーワールドカップを観戦して、そのままビーバークリークのワールドカップバーンでスキーをしてしまう計画を練り上げたわけです。





スキーのレンタルも調べましたが、ちゃんとカービングスキーの上級モデルとフレックスの高いブーツを貸し出している様で、気持ちよく滑れるマテリアルが揃っていることが判明




調べ上げた結果、およそ15万円掛かる







もちろん移動スケジュールから、現地スキー場の滞在先、全てを計画し、それに伴う費用を割り出しました。




ヨーロッパ自転車横断以来、こんなにテンションの上がる調べものは、滅多にあるものじゃありません。




この熱い気持ちを大切に、もう行ってしまおうと決意しました。







よっしゃ!ってテンションで、残り2ヶ月の僕の旅、終盤の最大のハイライトになるであろう「ビーバクリークスキー生活」を過ごしてしまおう!!!!!!!

















っしゃぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!













15万円なら許容範囲のはず!一応、口座残金をチェックしておこう!



















なんぼ残ってんねーん!!!




















お!!!























エッ




























まさかの全財産




























35万円


















おops




























先月は結構残ってたのに、何で、、



スキミングで不正使用されたか?






























クレジットカードの履歴をひとつひとつ、丁寧に調べ上げます



























たしかに使っていたのは、僕自身でした。


























使いすぎていました。

ヨーロッパを飛び回り、アフリカ大陸へ、さらに南米大陸へ移動したフライト代が、全て一気に引き落としの刑として僕に襲い掛かりました。

さらにイギリスで調子に乗って買った服や、アルゼンチンで調子に乗って買ったブーツやバッグなど、
数々の調子に乗った買い物が、塵も積もればの刑として山の様に積もり






計35万円の刑として、僕に襲い掛かった訳です









ペンギンなんて見るんじゃなかったわ












さっきまでの熱き気持ちは、一瞬で180°向きを変え、自分を責め恥じ、且つこれからの旅に生じる金銭面の不安に、守りの態勢に入るのでした















これは、この旅で一番、悔しい経験であったのはもちろん

もはや人生で一番悔しいかもしれません。全アルペンスキーファンの夢をかなえる(一生羨ましいような)ビーバークリーク行きとなっていたかもしれなかったのに…
















しかし僕は!
これまでの素晴らしい旅を後悔するわけではない!!


















調子に乗ってしまったのは仕方がない!



むしろ、調子に乗ったまま、どうやって旅を続けられるか!考えようじゃないか!!





















以上、カフェでの一日でした












チリ南端から3,000㎞ 首都サンティアゴへ
40時間 バスの旅









それだけバスに乗っていれば、何かいい案、思いつくかなーーー!?






じっと座って、バスの中で一休さん状態です。

2012年11月1日木曜日

チリ②




パタゴニアはパイネ国立公園








ここの楽しみ方はいろいろあります。










日帰りバスツアーで景色を楽しむことができます。



日帰りバス&フェリーツアーで、氷河を見に行くこともできます。



国立公園内のコテージに宿泊しながら、数日間トレッキングを行うこともできれば



テントを担いで、10日以上うろうろすることも出来ます。






お金、体力、チャレンジ精神、この3つの兼ね合いで、さまざまなタイプの楽しみ方が出来るようになっているようです。





若いバックパッカーから、ヨーロッパのお金持ちご老人まで、さまざまなタイプの人がパイネ国立公園を楽しみに訪れていました。














僕は4日間かけて60㎞、テントを担いで歩く、食事もすべて自炊で済ませる方法です









僕は4日間もそんなことをしたことが無かったので、このワイルドな生活に初挑戦なわけです。ワクワクします




それに、そこがパタゴニアの大自然の中なら、尚更ワクワクするわけです















アルゼンチン側のフィッツロイを見に行った際は、あいにくの吹雪でしたが


今回はどうなるのか、、、楽しみな4日間が始まりました














1日目





向かう所 真っ白
体験したことの無い強風で、僕は後ろに吹き飛ばされ
いきなり帽子をなくしました




砂利が飛んで来たり、横殴りの雨が降って来たり、いきなりハードです













キャンプ場に到着したころには、雨で地面がベチョベチョでした。まぁ気にせずテントを立てますが、さすがのレンタル品、早速浸水しています。


このキャンプ場から、パイネ国立公園のハイライト「トーレス・デル・パイネ」まで2時間ですが、頂上は嵐のため、翌朝にアタックすることにしました。




夜は冷えます。浸水したままのテントで、凍えながら寝袋にくるまりました。













2日目






寝袋から出る気がしませんでしたが、震えながら勢いで出発しました。








パイネ国立公園のハイライト「トーレス・デル・パイネ」






少し霧がかかって見えにくいけど、奥の3つのそびえる岩がそれです。



下山後、天気は回復


最高に天気がよい中、浸水したテント、寝袋、衣類すべてを干しながら歩きました。
左手には綺麗な湖、右手にはそびえたつ山々、アップダウンも少ない素晴らしいルート。




バックパックを背負ってこの日の走行は25㎞




頑張った甲斐あり、翌朝にはもう一つのハイライト「フランセス谷」にアタックできそうです。


ちなみに夕方から雨が降って来ました。





本日もテントが浸水する中、凍えながら寝ました。














3日目



寒くて6時に目が覚めました。ガスクッカーでスープパスタを作って必死に温まります。




う、うまい







今朝も雨、待っても厳しい環境が続きそうなので、もう勢いでフランセス谷にむけて出発しました



が、

1時間ぐらい歩くと、吹雪で視界が真っ白。カメラを出すことすら出来ません。結局フランセス谷へはたどり着けず、途中で引き返してきました。





この日は、以前山火事があったエリアを歩いた











すれ違った外人に写真を撮ってもらった
指かぶってるやん






この日はこのデカい山
パイネグランデを眺めながら





湖沿いのコテージまで20㎞ほど、雨の中歩きました。



このコテージには、キャンプ場が併設されており、帰りのバスターミナルまで送迎してくれるフェリー乗り場まであります。



今夜もテントでキャンプをする予定でしたが、今日も浸水したテント凍えながら寝るのか…と考えるとかなり消極的になってしまい、一泊3,000円するコテージ内のドミトリーに泊まることにしました。最後までワイルドを貫けませんでした。







窓に打ち付ける雨を眺めながら、ぬくぬくとコテージでお茶をすする幸せ








4日目



本当は朝から歩いて「グレイ氷河」を見に行く予定でしたが、雨が降っていたので、もうぬくぬくとダラダラと、コテージ内で過ごしました。

昼過ぎになり、迎えのフェリーに乗りバスターミナルに向かうころには、4日間で一番天気が良くなりました。おかげでフェリーの上から、素晴らしい景色を眺めることが出来ました。
















バスの中 暖かさに 終始爆睡








4日間のうち、晴れたのは2日目の昼のみで、あとは雨と雪でした。結果的に、少し時期が早かったのかなと思います。きっとベストシーズンは12月以降ですね。アウトドアショップの兄ちゃんが言ってたことがよく分かりました。



でも、雨が降っていても僕は相当楽しかったです!









バスはあっという間に、気が付けばプエルトナタレスの町に到着しており

僕はその日のうちにレンタル品を返却し、汚れたものを洗い、ベッドで幸せに眠りました。