2012年9月8日土曜日

スペイン⑧


このおっちゃん 奇跡的に英語が喋れます









スペインの丘陵地帯の真ん中にある村 ゴラフェ




そのゴラフェからも離れた ド田舎中のド田舎で農場を営むおっちゃん




このおっちゃんが英語を喋るなんて奇跡に近い出来事でした。




なぜなら、車に乗せてくれただけでなく、どんどん僕らの話に首をつっこみ、状況がどんどん進展していったからです。






ちなみに、この英語が喋れるおっちゃんをおっちゃん①とすると、助手席にはスペイン語ごり押しのおっちゃん②もいましたが




このおっちゃん②もまた、生まれも育ちもここや!という丘陵地帯スペシャリストでした。













車を降りた後

一滴も水が無い僕らに、ペットボトルごとくれたおっちゃん2人との、話合いがスタートします。





僕ら
「貯水湖からゴラフェへ向かうために丘陵地帯へ入ったら、谷底を1日さまよって死にかけた」



おっちゃん①が、おっちゃん②へ訳す



おっちゃん②
「じゃぁゲートを越えてきたのか」




僕ら
「!! はいそうです」




おっちゃん②
「川なかった?」





僕ら
「!!! はい、越えてきました」






なんて的確な質問を、、、

そして自転車を谷底に捨ててきた話をすると





おっちゃん②
「場所はわかるか」





僕ら
「いや、定かではありません」






そして、どこからどう見ても同じ景色にしか見えない、遭難していた時の写真を見せると






おっちゃん①と②はひそひそと、ここはあの谷底じゃないかとか、あそこらへんなら何ちゃらかんちゃら…生まれも育ちも丘陵地帯の強みを発揮した会話を繰り出し














おっちゃん①
「おまえら、自転車を取り戻したいか?」






僕ら
「!!!!ホンマすか!?」













助かった嬉しさはあるものの、半端じゃなく疲れている僕らは




何よりも、谷底から尾根への道のりのツラさを知っている僕らは













「自転車を担ぎ上げるのは、きっと無理だから…」と答えましたが











「いや!
一緒に行ってやるから!!
もっと簡単な道、知ってるから!!!」



アグレッシブな即答が















核心を突く質問、自信に満ち溢れた話し方、そして情熱的なこの誘い















エッ



「もしかして、自転車を取り戻せるか」と、疲労困憊ながらも思い始めました。





















おっちゃん達は仕事の途中だったので、仕事を片付けた後なら手伝えるとのこと





僕らは、まずゴラフェの村で好きなだけ食って飲んでして、回復したら





その時に自転車を取り返したいと思うなら





電話してこいよ!!!一緒に自転車取り返そうぜ!!!










ということになり、おっちゃんのジープは砂利道を走り抜けて行きました。











そして 麓のゴラフェ村に着いた僕らは









笑顔満点 食べまくりました













コーラがぶ飲みしながら、おかわりに次ぐおかわりを重ね




美味しさと、腹にしみわたる満腹感に幸せを感じながら















生きててよかった!と思いました



















食後、僕とユーマには、いろいろな考えがありました。














ゴラフェからグラナダへは130㎞ぐらいだから、バスを乗り継いで行っても、新しく自転車を買って向かっても、到着することができます。







第一、あの遭難していた場所にもう一度戻りたくはありませんでした。





戻って自転車を発見したとしても、担ぎ上げられるイメージが持てませんでした。
場所も定かではないし、結構な斜面だったから




















でももし、あの自転車を取り戻せるなら








自転車旅を最後まで続けられるし



取り戻した相棒自転車と一緒にゴールできるし



なんかカッコいいし



頼れるおっちゃん達もいるし























自転車を取り戻せるなら





















疲れを理由にして、取り戻しにいかないのは、何だか後々ずーっと後悔を引きずることになると思いました







結果、取り戻せなかったにしても、取り戻しにいかないのは、本当に心に後悔を残すことになると思いました






















行こう!!!!






それで、自転車を取り戻せたなら、最高やな!!!!!














ということになりました。













そして、おっちゃん①に電話







「わかった!待っとけ!」とのこと














僕らは、おっちゃん達と一緒に、自転車を取り戻しにいくことにしました

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